フィギュアスケート観戦ポイント
2006/03/13 (Mon) 23:33
2004年頃から、急に人気が出たフィギュアスケート。
この人気に伴って、実際に競技会場へ足を運ぶ方も増えました。
以前ならば「空席は当たり前」でした。
素人目でも「赤字だな」と分かるほどの客入りでした。
ですので、このようにフィギュアスケートが人気になり、試合会場やショー会場の客席が一杯になることは嬉しいのです。
しかし反面、困ったこともあります。
観戦マナーの低下です。
今日は、この観戦マナーや注意事項についてと、観戦時におけるちょっとしたコツなどについて書きたいと思います。
これから競技会へ行く方、アイスショーへ行く方はぜひ参考にして下さい。
【観戦マナー】【観戦のコツ】の二つから成っています。
以下、ダラダラと長いですが、ぜひ両方に目をお通し下さい。
わたしのブログは、特にリンクも引用も規制しておりません。(ただし必ず引用先を示して下さい。)
気になる方がいましたら、ぜひご自身のブログ、HPにこちらの記事を掲載・リンクして頂き、一人でも多くの方に読んで頂ければと思います。
また、誤った説明や表記、「こうした方がもっと良いよ」などご意見がありましたら、コメント欄からぜひお願い致します。
なお、今回の記事を書くにあたり「refrigerator」秋野三畝さんの記事を参考にさせて頂きました。(「【裏】シアターオンアイス2006」)
【用語解説】
競技会:順位がつく試合形式のものです。競技会に出られるのは、アマチュアの選手だけです。(プロ大会もありますが、ややこしくなるのでここでの説明は避けます)
エキシビジョン:通称エキシビ。競技会後に上位選手達によって行われる、アイスショーのようなものです。応援してくれたお客さんへのサービス(オマケ)の感が強いです。順位はつきませんが、くくりとしては競技会に含まれます。(正式にはエキシビションというそうです。長年のクセでエキシビジョンと言ってしまいます……)
アイスショー:競技会ではないので、順位はつきません。お金をもらって、お客さんに演技を見せる「ショー」です。
【観戦マナー】
1.演技中の席への出入り
マナーと言っても明確な何かがあるわけではなく、素晴らしい演技には拍手を送り、あとは好きに楽しく見れば良いと思います。
しかし、選手が演技している最中の座席への出入りは明らかなマナー違反です。
例えば、演劇やコンサートを観に行った時、皆さん演目の途中で席の出入りをしますか?しませんよね。
仮に途中で席を立ったとして、周囲のお客さんに迷惑がかかることは容易に想像がつくと思います。
フィギュアスケートは確かにスポーツ競技ですが、かと言ってサッカーや野球とは少し違います。
中には「演劇」を見る感覚で観戦しているお客さんもいます。
特にアイスショーやエキシビジョンでは、そういったお客さんが多いのではないでしょうか。
フィギュアスケートの演技時間は、長くても6分程度です。
ショーなどでも、必ず演技の切れ目(演技者の交代)があります。
どうしても席を立ちたい場合は、演技が終わるのを待ちましょう。
そして、入る時もそういうタイミングを見計らって入って下さい。
2.携帯電話
観戦中は、携帯電話の電源は切っておきましょう。
音楽がガンガンかかってるし平気でしょう!と思うかも知れませんが、周囲の方へのご迷惑を考えて、電源は切っておきましょう。
音楽がガンガン鳴っているライブ会場で、電源を切るのと一緒です。
3.演技中の会話
演劇やコンサートのように全く喋っていけないわけではありませんが、過度のお喋りはやはりマナー違反だと思います。
特に、演技や競技と関係のないお喋りは、周囲の方への迷惑となります。
過去わたしが体験したこととして、エキシビジョンの最中、フィギュアスケートと全く関係のない話を延々としている人がいました。
確かにその人にとっては「興味のない選手」かも知れませんが、全ての人がそうとは限りません。
演技している選手にも失礼ですし、真剣に見ているこちらとしては迷惑極まりません。
喋るな、とは言いませんが、適度な会話量を心がけて下さい。
4・幼児・子ども連れでの観戦
真央ちゃんブーム(フィーバー?)からこっち、小さいお子さんの観戦も増えました。
また、明らかに「お母さんが見たいだけじゃない…?」とういう観戦も増えました。
三歳未満はひざ上ならチケットなしでオッケーというものも多く、親御さんも参加しやすいことと思います。
ファンの裾野が広がることは、いちファンとして非常に嬉しいのですが、反面、「勘弁してくれ」と思うこともしばしばあります。子どもとは概して「我慢ができない」生き物です。
それはしょうがないことですし、誰もが通ってきた道です。
ですから、親御さんにはぜひとも気を付けて頂きたい。
特に競技会。
お子さんは本当にフィギュアが好きですか?
お目当ての選手以外も静かに見ていられますか?
また、親御さんに問いたいのは、もしもお子さんがぐずったら、潔く席を立って下さいますか?(もちろん状況を見て立って下さいね。)
泣き叫ぶ子どもを抱えて観戦を続けるお母さん。わたしも泣きたいです……。
「子育て中だって楽しみたい!」ごもっともです。けれども、乳幼児・子どもが我慢できる限界があります。そして、周囲に迷惑をかけて良い理由にはならないと思います。(みなさんそれぞれ色々な理由を抱えています。)
じゃぁ、アイスショーなら良いの?と言われると、これだってみなさん高いお金を払って、楽しみに観に行っているんです。
周囲でぴょんぴょんバタバタ。おしゃべりペチャクチャ。ゲームをピコピコ……。(外に連れ出してくれ!)
運営側のチケット販売方法にも問題があると思います。
小さなお子さんと一緒に行かれる場合、今一度考えて下さい。
そして、よくよく言い聞かせてやって下さい。
お子さんが飽きてきたら、その後の責任は親御さん、あなたにかかっています。
お互いに気持ち良く観戦するため、ファン一同、心からのお願いです。
5.野球観戦、サッカー観戦との違い
野球観戦やサッカー観戦は、皆でワイワイ騒ぎ・応援しながら観戦するのがセオリーだと思うのですが、フィギュアスケートはそうではありません。
確かに騒ぎますし応援しますが、そのやり方が前述の二つとは少し違います。
基本、演技が始まったら静かに観賞します。これは、アイスショーでも競技会でも大きな差はありません。(もちろん静かに、と言っても技が成功すれば賛辞と共に拍手を送りますし、完全に「静か」なワケではありません。)
一般的なスポーツ観戦と演劇鑑賞の間に位置している、とわたしは考えています。
ですので、「何をやったらいけなくて、何ならやっても良いのか よく分からない」という方は、演劇やコンサートを観るのと同じ感覚で観戦して下さい。
6.写真撮影
最近、日本のフィギュアスケート会場では、競技会でもアイスショーでも写真の撮影が禁止されています。
もしかしたら禁止と言われながらも撮影しているお客さんがいるかも知れませんが、ここを読んだ皆さまは、掲示されているルールに従って下さい。
なお、写真撮影がオッケーだったとしても、フラッシュ撮影は禁止です。
選手は絶妙なタイミングでジャンプを飛んでいます。
このフラッシュが選手の目に入り、ジャンプのタイミングが狂って転倒し、最悪ケガをする可能性もあります。
大好きな選手の決定的瞬間をカメラに収めたい気持ちは分かりますが、それで選手が失敗・ケガをしてしまっては本末転倒ですよね。
演技の最中は、どうか目の前で繰り広げられる素晴らしい世界に没頭して下さい。
万が一写真を撮影する場合も、必ずノンフラッシュでお願いします。
また、中にはカメラのシャッター音が気なる、というお客さんもいます。
特に一眼レフカメラのシャッター音は音が大きく、隣に座っていると非常に耳につきます。
デジタルカメラでも、シャッター音を消していない人もいます。
デジカメでしたら音を消して頂き、またレフカメラなどシャッター音の大きいカメラで撮影する場合は、演技の冒頭少し撮影をして後は控えるなど、周囲の方にご迷惑にならないようにしましょう。
7.花、プレゼントの投げ込み
演技が終わった後、リンクに花やプレゼントが投げ込まれることがあります。
これはファンの方が大好きな選手に贈ったり、また良い演技に対して投げ込んだりしている物です。
会場で、投げ込み用の花を売っていることもあります。
投げ込みが禁止の場合も、受け付けなどで選手ごとに受け取って、まとめて渡して下さいます。
また、「花束」はいくらなんでも投げ込めませんので、そういった物も係りの人にお願いしましょう。
詳しくは会場で確認して下さい。
この投げ込みに際しての注意は以下の3点。
・口をしっかり閉じておく
・ジャッジ席側からは投げ込まない
・リンクまで届く自信のない人は投げないで預ける
リンクに花やプレゼントを投げ込む場合は、口をキチンと閉じて下さい。
中身(プレゼントや花びらなど)がリンクに落ちてしまうと、次に滑るスケーターが困ってしまいます。
そんなことにならないよう、気を付けて下さい。
会場でラッピングサービスを行っている場合もあります。
分からない方は会場で相談するか、行く前にスケート協会などで確認しましょう。
ジャッジ席側からの投げ込みですが、ジャッジ席側にある客席は、前方にジャッジ席がある為、一番前の席でもリンクまで距離があります。
よく見かける現象として、リンクに届かずジャッジの頭に激突といったことがあります。
100%の確率で、絶対にリンクに届く自信のある方以外は、ジャッジ席側から絶対に絶対に投げ込みをしないで下さい。
ジャッジ席側でなくても、アリーナ席でない場合、リンクまでは距離があります。
もしも投げ込む場合は、スタンド席の一番前まで行って投げ込みましょう。
ただ、リンクまで届く自信のない方は、係りの方に預けるのが賢明かと思います。
特に花は投げるのが難しく、投げ込みに失敗してアリーナ席のお客さんや、下にいる係りの人に激突しているシーンをよく見かけます。
ぬいぐるみなど重い物は投げ易いですが、逆に失敗した時に被害も大きいです。(頭に当たるとスゴク痛いです。)
野球やソフトボール、ハンドボール、ドッチボールなどの「投げるタイプの球技」が苦手だった方は、リンクまで届かせるのは難しいのではないかと思います。
また、お子様の力ですと(会場にもよりますが)スタンドからは届きません。
親御さんが投げて差し上げるか、係りの方に預けましょう。
まとめ
・演技中に席を出入りしない
・出入りする場合は、演技の切れ目にササッと行う
・携帯の電源は切る
・演技中に関係のない話をベラベラとしない
・幼児・子ども連れの観戦は、色々な意味でよくよく考えた上で。
・野球やサッカーの観戦とは違う
・演劇やコンサートを観に行くのと同じ感覚で観戦する
・写真撮影はしない
・仮に撮影がオッケーだったとしても、フラッシュはたかない
・カメラのシャッター音が気になるお客さんもいる
・ジャッジ席側からは花束・プレゼントを投げない
・リンクまで届く自信のない人も、投げない方が良いかも…
【観戦のコツ】
1.会場は寒い
フィギュアスケートの競技会場は寒いです。
ちょっと大袈裟に言うと、ディズニーオンアイスなどとは寒さのケタが違います。
もちろん、席の場所、会場、季節によって寒さは違ってきますが、ここでは、大まかな「観戦のコツ」について書きたいと思います。
2.防寒具を持っていく
会場は冷えますので、防寒具が必須です。
かなり寒がりのわたしの場合、以下のようなものを毎回持っていきます。
参考にしてみて下さい。
太字にしたものは、寒がりじゃなくても持っていった方が良いと思います。
アリーナなどリンクに近い場所に座る場合は、特に暖かい格好と持ち物を心がけて下さい。
2005年に東京で行われたグランプリファイナルでは、ミニスカートで観戦に来ている若いお嬢さんがいましたが、ちょこっと覗いて帰るのなら良いとして、このような格好ではかなりキツイと思います。
この時は、スタンド席でもかなり冷えました。
ただ、最近は驚くほど暖かい会場もあるので、調節が難しいです。
基本、備えあれば……で挑んでいます。いつも大荷物。
【寒い季節】
格好
・セーター(上は何でも良いけれど、暖かい格好で)
・ズボン(下にはタイツと靴下の二枚はき)
・貼るタイプのカイロ
・コート(スプリングコートの時期は、厚手のコートを持ち込む)
持ち物
・座布団(長時間座っているとおしりも冷えます)
・ひざ掛け最低1枚。わたしは2枚
・カイロ
・カーディガン
・レッグウォーマー
・マフラー
・手袋
・必要に応じて厚手のコート
・オペラグラス
・チョコ(休憩時間に食べると血糖値が上がって暖かくなる>わたしだけ?)
・水筒(暖かいお茶を持って行く)>コレは持って行ったり行かなかったり
とにかく足元が寒いので、下半身重視です。
マフラー、手袋は、陽気な天気で必要ないわ♪という日でも、会場内では使っています。
【暖かい季節】
格好
・上は何でも好きなものをどうぞ
・ズボン
持ち物
・上着最近は客が多くて温かいので1枚
・座布団
・ひざ掛け1〜2枚
・(レッグウォーマー)最近は(略)持って行きません
・チョコ
・オペラグラス
3.トイレ事情
いつでもどこでもそうですが、女子トイレは混雑します。
最近は、お客さんが増えましたので、男性トイレも混雑しているようです。
選手が演技中にトイレへ立つのは言語道断ですので、必然的に休憩時間に行くことになります。
長い時間並ばない為には、休憩時間に入った瞬間、さっと席を立ってトイレへ行くしかありません。
こればかりはどうしようもありませんので、諦めて並んで下さい。
どうしてもトイレが近い方は、チケットを買う際、通路側の席を買いましょう。(店頭販売以外で席は選べませんが…)
もしくは、事情を話して、通路側の席の方とチケットを交換してもらっても良いですね。
現在の席よりも条件の良い席(前の方、中央の方)へ移れるのであれば、交換に応じて下さる方もいると思います。少なくとも、わたしだったら代わります!
通路側であれば、比較的席も立ち易いのではないでしょうか。(それでも、選手の演技中に出入りすることだけはやめて下さいね。)
また、水分を控えることも大切です。
会場は冷えますので、水分をガバガバ取っているとトイレに行きたくなってしまいます。
トイレが近くない方も、過度の水分摂取は控えましょう。
まとめ
・会場は冷える
・防寒具を持って行く
・トイレが混むのは諦める
・水分摂取を控える
以上、ご意見ご感想がありましたら、何なりと。
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